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エクスマス (駆逐艦)
エクスマス (HMS Exmouth, H02) はイギリス海軍の駆逐艦。E級の嚮導艦。
==艦歴==
エクスマスは1931年の海軍計画により1932年11月1日に発注され、1933年3月15日にポーツマス工廠で起工。1934年1月30日に進水して翌日命名され、1934年11月9日に就役した。就役後、エクスマスは本国艦隊第5駆逐群の旗艦となった。イタリアとエチオピアとの間で緊張が高まる（最終的には第二次エチオピア戦争勃発に至る）と、海軍本部は第5駆逐群を1935年8月から1936年3月まで地中海艦隊に加えたが、エクスマスは1935年10月4日から1936年1月5日までの間アレクサンドリアで修理を行っていた。スペイン内戦中、ポーツマスでの1936年11月17日から1937年1月19日、1938年11月21日から1939年1月16日の修理の合間にエクスマスは不干渉委員会の布告を実施するためスペイン海域を巡回した。エクスマスは3月にイギリスに戻った。8月2日、エクスマスは第12駆逐群の旗艦となった〔English, p. 64〕。
1939年9月に第二次世界大戦が勃発すると、エクスマスの駆逐群は最初本国艦隊に配属された〔。11月末、エクスマスおよび同じ駆逐群所属艦の他の艦エクリプスとエコーはアイスランド南方でドイツ通商破壊艦を捜索する巡洋戦艦フッドを護衛した〔Rohwer, p. 9〕。12月に哨戒や船団護衛に従事するためウエスタンアプローチ管区に転属するが、1940年1月には北海で同様の任務にあたるためロサイスへ移った〔。商船Cyprian Princeを護衛中の1940年1月21日、エクスマスはドイツ潜水艦U-22に発見され、5時35分に被雷。エクスマスは沈没し生存者はいなかった。後に18体の遺体が回収され、ウィックの墓地に埋葬された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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